« 小菊の里 | トップページ | 湯の畑 »

2007年11月 5日 (月)

エメラルドの湖水

今月の2日~3日にかけて、滅多にない連休が取れたので、
大阪から家人を呼び、草津温泉に一泊二日で出かけて来ました。

温泉好きの家人は群馬に転勤が決まった時から、
「草津よいとこ~一度はおいで♪」と鼻歌を歌っており、
もし、在任中に一度も連れて行けないような事態になると、
その後の夫婦関係に悪影響を及ぼす危険性があるので、
早めにノルマを達成しておくことにしました。

T_imgp4248
【紅葉:道の駅「草津運動茶屋公園」にて①】

高崎から草津温泉街までは、車で約2時間あまりの道のり。

AM9:00に出発し、車窓から見える紅葉を楽しみながら快調なドライブ。
AM11:00には現地に到着となりました。

T_imgp4246
【紅葉:道の駅「草津運動茶屋公園」にて②】

渋滞もなく、スイスイと現地入り出来たのは良かったのですが、
温泉に浸かるということ以外に何の計画もなかった私たちは、
予想以上に早い到着で、時間を持て余すことになってしまいました。

T_imgp4256
【草津の山々】

そこで、温泉街にほど近い「道の駅」の観光案内所で、
近隣のおすすめの観光地は?と尋ねたところ、
すぐ近くに草津白根山があるとのこと。

草津白根山(※1)も、先日訪ねた赤城山と同じく、
車で山頂付近まで登れるということなので、
とりあえず、行ってみることにしました。

T_imgp3039
【白根山の看板】

草津温泉街を通り抜け、九十九折の国道292号線を約30分走ると、
白根山麓のレストハウスに到着。

そこからは徒歩で、山頂付近にある火口湖を目指します。

T_imgp3063
【白根山火口壁】

レストハウスにあった資料によると、
白根山は、3000年前の噴火後は暫らくは安定期に。
しかし、明治15年(1882)の噴火以降は再び活性化し、
近年まで水蒸気爆発を幾度も繰り返している筋金入りの活火山です。

山頂(2160m)付近には、「湯釜」「水釜」「涸(から)釜」と呼ばれる3つの火口湖があり、
中でも、「湯釜」は草津観光のハイライトの1つとなっているようです。

T_imgp4260
【立ち枯れの樹】

「湯釜」を目指して歩き出した途端、自身の計画性の無さを後悔することに。

山に登ることなど全く想定せず、「のんびり温泉♪」の計画しかなかった私たちは、
同じように火口湖に向かう人たちと比べると、明らかに軽装でした。

家人にいたっては、関西の気温の感覚しかないために著しい薄着で、
周囲の視線と寒さに堪えながら、約500mの坂を登る羽目となりました。

T_imgp3027
【湯釜①】

しかし、約10分で坂道を登りきると、そこには暫し寒さを忘る絶景が広がっていました。

T_imgp4262
【湯釜②】

エメラルドグリーンの水を湛える神秘の湖「湯釜」は、その美しさとは裏腹に、
いかなる生命をも寄せ付けない死の湖でもあります。

現在の「湯釜」の酸性度はPH1.2。
世界一酸性度の高い湖だそうです。
ちなみにPH1で、バッテリー電解液と同等のPHだとか。

「湯釜」の周囲は草一本も無く、白茶けた火口壁が湖水と美しい対比を見せていました。

T_imgp3044
【弓池園地①】

その後は、寒さで歩く気力をなくした家人をレストハウスに残し、
国道292号線を挟んで、「湯釜」とは反対方向に広がる湿原「弓池園地」を独りで散策。

美しく整備されたボードウォークを足早に一巡りし、ほどほどに撮影は終了。

T_imgp3049
【弓池園地②】

独りでとり残され噴火寸前になった家人と合流し、再び草津温泉街へと向かいました。

(次回、「湯の畑」へと続きます。)

(※1)草津白根山⇒白根山(2160m)・逢ノ峰(2109m)・本白根山(2171m)の3つの峰の総称。

にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
最後までお付き合いいただき、有り難うございます。
ランキング参加中につき、宜しければクリックください。

|

« 小菊の里 | トップページ | 湯の畑 »

コメント

白根山は一度行ってみたいと思っています。
まだ主人が単身してなかったころは、会社の寮が草津のとなり?の志賀高原にあるので、良く行ったのですが。
草津に行こうね~といいながら、時間が無かったり(ほかのところに行ってしまうので)まだ湯釜も見たことがないし、高山植物の女王・コマクサが咲き乱れる風景も・・・
それにしても寒いでしょう?
私も最初あのあたりの山へ行ったときは軽装で、白い目で見られました。
あったかい西宮とか広島・名古屋・千葉などしか住んだことがなかったので。

投稿: きょんち | 2007年11月 5日 (月) 06時57分

草津運動茶屋公園の見事な紅葉と、荒涼とした景色にエメラルドグリーンの水をたたえる湯釜、いい写真を拝見させていただきました。
立ち枯れの樹を「絵」にされるなんて、憎いですね。
湯の畑の記事を楽しみにしております。

投稿: kazuo | 2007年11月 5日 (月) 22時28分

きょんちさん
恥ずかしながら、現地に着くまで湯釜の存在すら知りませんでしたが、
鮮やかな水の色には、本当に驚かされました。

>それにしても寒いでしょう?

私はある程度覚悟がありましたが、
嫁さんは私が事前に電話で寒いぞと言ったにもかかわらず、
当日は秋の装い。
全く信用されていませんでした。
コマクサが咲く季節に、また行ってみたいです。

投稿: yufuki | 2007年11月 5日 (月) 23時40分

kazuoさん
有難うございます。
活動中の火山は関西では見られないので、
非常に興味深く、写真も楽しく撮れました。

次回は、温泉街のレポートです。
また、覗いてやってください。

投稿: yufuki | 2007年11月 5日 (月) 23時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: エメラルドの湖水:

» ペット・犬の情報 [いぬっこだいすき倶楽部]
今、人気のあるいろいろなワンちゃん(犬) の情報を紹介しています。 お役に立てる情報を随時に掲載更新していきますので、興味のある方はぜひご覧下さい。  ワンちゃんといっしょにHappy lifeを! [続きを読む]

受信: 2007年11月 6日 (火) 13時40分

« 小菊の里 | トップページ | 湯の畑 »