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2007年10月 2日 (火)

だるまさん発祥の地

少々古い話になりますが先月の25日(火)のお話です。

午後にちょこっと暇が出来たので、高崎市街中心から西方約8Km、
車で20分の所にある少林山達磨寺に行ってきました。

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【三門:達磨寺】

群馬県高崎市は張子の縁起だるまの名産地で、全国のだるま生産量の8割を占めており、
その発祥の地がこの達磨寺だと伝えられています。

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【講堂:達磨寺】

由緒によると、達磨寺の歴史は延宝8年(1680)に遡ります。

一了居士(いちりょうこじ)という行者が、観音堂に納めてあった香気ある霊木に、
達磨大師の坐禅像を彫り上げ、祀ったのが始まりだそうです。

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【霊符堂(本堂):達磨寺】

暫らくして、達磨出現の噂が人々の間で広まり、霊地として知られるようになると、
領主・酒井雅楽頭忠拳(さかいうたのかみただたか)は、
水戸光圀が帰依した中国の帰化僧、東皐心越禅師(とうこうしんえつぜんじ)を開山として迎え、
元禄10(1697)年、この地に少林山達磨寺(当時は曹洞宗)を開創しました。

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【達磨さん達2】

享保11年(1726)には、水戸家より三葉葵の紋と丸に水の徽章を賜り、永世の祈願所となり、
その後、中興開山と称される隠元(いんげん)禅師によって黄檗宗(おうばくしゅう)に改められ、
以来今日まで、地元はもとより全国から篤い信仰を集めています。

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【達磨大師像】

このような由緒を持つ達磨寺で、張子達磨が作られるようになったのは220年以上前に遡ります。

天明3年(1783)、浅間山の大噴火が冷害を引き起こし、当地の農作物も深刻な不作にみまわれました。
世に言う天明の大飢饉です。

この惨状を見かねた達磨寺9代目住職の東嶽(とうがく)和尚は、
開山の東皐心越禅師の描いた達磨大師の図を手本に、自らが木型を作成し、
飢餓に苦しむ農民達に張子の作り方を教え、副業として達磨作りを奨励しました。

これが、張子達磨の起源であると伝えられています。

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【達磨さん達】

張子達磨の赤色は、達磨大師の出身地である南インドの僧侶の赤い法衣の色で、
魔除けの赤などを意味しており、
また、赤い下地に墨で描かれた眉は鶴、髭は亀、口髭は松、目は竹、
そして、赤い鼻は梅の花を表していると言われています。

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【祈願:達磨寺】

現在も100軒以上の農家で製造されおり、正月6日の少林山星祭りには、
全国各地からの参詣人で賑わい、参道は張子達磨を売る店で埋めつくされるそうです。

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【鼻高展望花の丘】

達磨寺でパチパチと撮影を済ませた後は、すぐ近くにある花の公園「鼻高展望花の丘」に向いました。

「鼻高展望花の丘」は、鼻高町の高崎観音山丘陵に残された遊休農地(面積5.6ha)を利用して、
平成13年(2001)より、地域ボランティア「鼻高町をきれいにする会」の人達が整備を続けている公園です。

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【夫婦:鼻高展望花の丘】

「コスモス真っ盛り」という地元紙の記事を見て立ち寄ってみましたが、
現状では栽培の面積も小さく、花の公園としてはマダマダ発展途上といった感じでした。

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【コスモス:鼻高展望花の丘】

ボランティア活動による整備なので、少々時間がかかるのかもしれません。

しかしながら、標高268mから見下ろす景色は絶景で、開放感に溢れており、
将来的には素晴らしい公園になるだろうと思いました。

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【親子:鼻高展望花の丘】

この日最後に立ち寄ったのは丘陵地の中腹にある「長坂牧場」。
「鼻高展望花の丘」のほど近くにある、知る人ぞ知るのスポットです。

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【長坂牧場の牛】

牧場内の売店「みるく工房タンポポ」の手作りジェラートが大人気で、
この日も「鼻高展望の丘」の帰路に立ち寄る人達が行列をつくっていました。

私も食べてみましたが、コレは絶品!!
あまりの旨さに現物の写真を撮るのを失念してしまいました。

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【長坂牧場からの眺望】

ほんの一週間ほど前のことですが、今日の気温からは考えられない程の陽気で、
照付ける日差しは強く、まるで夏本番のようでした。

汗を吹き拭き、3時間ほどのお散歩でしたが、久しぶりの撮影は大変楽しく、
これから先の上州巡りを思い描きながら、仕事をしばし忘れて、心地よい時間を過ごせました。

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コメント

おおっ、yufukiさん精力的に周っておられますね~
高崎はわたしにとっても未知の?国です。(おなじ関東なのにね)
いろいろ教えてくださいね。
しかしダルマさんの起源が、「むらおこし」「まちおこし」だったとは!
まったく知りませんでした・・・・

投稿: きょんち | 2007年10月 3日 (水) 03時03分

きょんちさん
有難うございます。
ほんの少しですが、カメラを持ってウロウロすると、
気分が乗ってきます。

上州の秋本番が楽しみです。

投稿: yufuki | 2007年10月 4日 (木) 01時31分

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