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2006年10月19日 (木)

奇祭の古刹

061019cocolog

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本日は、「裸祭り」で有名な西大寺観音院に行って来ました。

JR西大寺駅から徒歩で約15分、吉井川に架かる永安橋の北に西大寺観音院はあります。

西大寺観音院というのは通称で、正式には金陵山西大寺といい、千手観音をご本尊とする高野山真言宗派の別格本山です。

関西出身者は、西大寺と聞けば奈良を思い浮かべてしまいますが、発音とイントネーションが微妙に違います。

もっとも、地元の人もあまり「西大寺」とは呼ばないようで、「観音院さん」と呼ぶのが一般的なようです。

寺に伝わる「金陵山古本縁起」によると、寺の創建は天平年間勝宝3年(751)に遡り、

周防国玖珂庄司の妻、藤原皆足姫がこの地に小堂を建て千手観音を安置したことに始まります。

その後、皆足姫の支援の下に紀伊国の人、安隆上人が伽藍を建て、中世には既に多くの塔頭を備えていました。

正安元年(1299)の堂宇焼失の記載によると、

当時は本堂・常行堂・三重堂・鐘楼・経蔵・左右の回廊・仁王堂・僧坊が存在していたと記されており、

13世紀末には一定の伽藍を備えた大寺院であったことが窺えます。

寺名の由来は、龍神が安隆上人に犀(サイ)の角を授け、

それを埋めて、その上に堂を建てるように命じたことから犀戴寺となりました。

その後、承久3年(1221)、後鳥羽上皇が北条氏調伏の祈願を込められたとき、

御宸筆によって西大寺と改められました。

有名な「裸祭り」は正式には「会陽(エヨウ)」といい、毎年2月の第3土曜日の深夜、境内で行われ、

毎年約9,000人もの参加者と数万人の参拝者で大変な賑わいだそうです。

岩手県黒石寺の「黒石裸祭(蘇民祭)」、大阪市四天王寺の「どやどや」と並び日本三大奇祭として知られており、

深夜零時に御福窓から住職によって投下される2本の宝木をめぐり数千人の裸の男たちが激しい争奪戦を繰り広げます。

深夜のスタートは辛いですが、今年の2月には是非、もう一度訪れたいと思っています。

参加条件は特に無く、申し込みさえすれば誰でも参加できるそうなので、

思い切って裸になろうかとも思いましたが、けが人が出るほどの激しさらしく、

おとなしく、見学と撮影だけにしておきます。

全国に其の名が知れた奇祭、まだ4ヶ月も先の話ですが今から楽しみです。

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