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2006年8月18日 (金)

Bridge Over Troubled Water

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今日の写真は瀬戸大橋です。

とは言っても、瀬戸大橋というのは通称で、5つの島(櫃石島・岩黒島・羽佐島・与島・三つ子島)に架かる、

6つの橋(下津井瀬戸大橋、櫃石島橋、岩黒島橋、与島橋、北備讃瀬戸大橋、南備讃瀬戸大橋)と、

それらを結ぶ高架橋を総称して瀬戸大橋と呼んでいます。

写真にあるのは、最も本州側に架かる下津井瀬戸大橋で、橋のほぼ中央が香川県と岡山県の県境です。

この橋の全長は1447m、主塔の高さは149m、橋桁から海面までは31mもあります。

本州と四国を結ぶ橋の構想は古く、明治時代まで遡ります。

当時の香川県議会議員大久保諶之丞が、瀬戸大橋架橋を初めて提唱しましたが、存命中は法螺吹き扱い。

しかし1955年に国鉄の連絡船紫雲丸の事故が起き、時を経て大久保議員の提唱の先見性が評価され、

香川県議会が「宇高連絡鉄道建設促進に関する意見書」を国に提出しました。

工事は認可されたものの、石油危機により工事の着工は遅れ、

事故から23年後の1978年にようやく瀬戸大橋起工式が行われました。

1987年には、すべての橋桁が閉合し、工期10年目の1988年にやっと全線が開通しました。

総工費はなんと11,338億円!

瀬戸大橋が架かる児島・坂出ルート、尾道・今治ルート(しまなみ海道)、神戸・鳴門ルート(神戸淡路鳴門自動車道)と、

3ルートある本州四国連絡橋(本州四国連絡道路)の建設資金の大半は借入金によって賄われましたが、

どのルートもかなり高額な通行料が災いして、開通後の通行量が見込みを大幅に下回りました。

結果、通行料金収入が不足し、借入金の返済が思うように進まない財務状況に突入。

赤字垂れ流しの本州四国連絡橋公団の健全化は、国の急務となりました。

現在は、本州四国連絡橋公団は民営化され 本州四国連絡高速道路株式会社となっていますが、

民営化後も毎年、4000億円の税金が注ぎ込まれています。

4000円置くじゃなく、4000億円!

気が遠くなりそうな金額です。

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コメント

5月に四国へかかる橋を制覇しました
行きは尾道からしまなみ海道を通って道後温泉へ
しまなみ街道って最近全線開通したんですね
走ってはじめて知りました

単身生活慣れましたか?

投稿: のら | 2006年8月18日 (金) 21時52分

のらさん
コメント有難うございます。
単身生活2ヶ月とちょっと。
休日は独り気ままにぶらぶら写真を撮っています。
今のところなかなか心地いい感じで、楽しんでいます。

投稿: yufuki | 2006年8月19日 (土) 00時39分

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