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2006年6月 5日 (月)

姫女苑の思い出

060605cocolog

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写真の、なんとも愛想のない蜂が止まっている、白いかわいらしい花が今日の主役です。

名前は姫女苑(ひめじょおん)といい、どこにでもある雑草です。

原産地は、昨日書いたウシガエルやアメリカザリガニと同じく北米大陸で、

江戸時代末期に園芸用に持ち込まれました。

旺盛な生命力で全国に繁殖範囲を広げています。

この外来種の花には、幼い頃(幼稚園時代)の鮮烈な思い出があります。

その当時は名前さえ知らなかったのですが、自宅の近所の大きな空き地に、

子供の背丈(1mくらいか?)ほどに茂った姫女苑が大群生を作っていました。

一面に白い花をつけた姫女苑は、子供心にもたいへん美しく感じました。

ところが、ある日空き地の前を通りかかったら、花の姿が見えません。

あれだけ咲き誇っていた姫女苑は跡形もなく刈り取られていました。

家に帰って父親に、「なんで、空き地の花は刈られてしもたん?」と尋ねると、

「あんな花、雑草やからや」という答えでした。

雑草とは、草ボーボーの事だと思っていた私には、意味がわかりませんでした。

たったコレだけのことですが、エエおっさんとなった今でも良く覚えています。

任谷由実のアルバム「紅雀」の中に「ハルジョオン・ヒメジョオン」という、

物悲しいメロディーの印象的な曲が収録されています。

中学生の頃、それを聞いたときはヒメジョオンがどんな花か知らずにいたのですが、

あのとき刈られた白い花だと後から知って、この曲がお気に入りになりました。

「ハルジョオン・ヒメジョオン」 1978年

作詞 : 松任谷由実
作曲 : 松任谷由実

川向うの町から宵闇が来る
煙突も家並みも 切り絵になって

哀しいほど紅く
夕陽は熟れてゆくの
私だけが変わり みんなそのまま

ヒメジョオンに埋もれて くちづけをした
土手と空のあいだを風が渡った

哀しいほど紅く
川面はゆれていたの
越していった日から 顔も忘れた

哀しいほど紅く
心は燃えているの
思い出すそばから葬るくせに

哀しいほど紅く
夕陽は熟れてゆくの
私だけが変わり みんなそのまま

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