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2006年5月28日 (日)

舶来の福の神

060528cocolog

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今日の写真は、新世界のとある飲食店の前にすえられた巨大な「ビリケン」さんです。

阪本順治監督、杉本哲太主演で1996年に公開された映画「ビリケン」で、

関西在住以外の観光客にも知られるようになったからか、

新世界の街中に、まるで招き猫がわりに、大小さまざまな「ビリケン」さんが鎮座しています。

「ビリケン」さんはもともとは1908年にアメリカの女流美術家、フローレンス・プリッツが

夢で見た神様をモデルに制作したキャラクターだと伝えられています。

トンガリ頭に極細つり目という、ユーモラスな姿がたちまち人気を博し、

「幸福のマスコット」としてアメリカを初じめ世界中に大流行しました。

この流行を受けて、1912年オープンした新世界の遊園地「ルナパーク」では、

さっそくビリケン像を造り、入場客に公開しました。

これが大当たりし、新世界名物として一躍有名になりましたが、

ルナパークの閉鎖と同時に「ビリケン」さんは行方不明になってしまいました。

現在、通天閣の3階の広場にある本家「ビリケン」さんは、

1979年に通天閣が改装した折に、当時の資料を元に再現したものだそうです。

映画「ビリケン」が公開されるまでの20年間は、

関西人でもごく一部しか「ビリケン」を知らなかったと思います。

それが、先日久しぶりに新世界を訪れたら、

街中そこらここらの氾濫ぶりにビックリしました。

コレは使えると見れば、舶来の神様であろうと看板にしてしまう、

大阪商人のパワーはまさに神業だと思いました。

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